フロッキーネームとは?選び方から取れにくい貼り付け方・注意点まで

子どもが入園や入学を控える時期となると、衣類や持ち物への記名が必要となります。特に衣類やハンカチは、毎日使用してその度に洗濯をするため、洗濯をしても剥がれにくく耐久性のある記名方法を選びたいものです。

そこで今回は、名前入れの一種である「フロッキーネーム」について紹介します。フロッキーネームの選び方から、取れにくいフロッキーネームの貼り付け方、使用時の注意点までを解説しているため、名前入れでお困りの方はぜひご覧ください。

1.名前シールの種類「フロッキーネーム」とは

フロッキーネームとは、フロッキー加工による転写ネームシールのことです。フロッキーネームは耐久性が高く、洗濯を繰り返し行っても取れにくい特性があります。価格も安価で、自分で簡単接着することができるため、子どもの衣類や持ち物に記名する際に最適です。

衣服や持ち物に名前付けする際は、名前シールや名前スタンプ、名前の刺繍が候補に挙がるでしょう。フロッキーネームもまた、記名方法の有力な選択肢となります。

1-1.フロッキー加工

フロッキー加工は、0.5〜2mmほどの帯電しやすい繊維を用いて、ベルベットのような外観に仕上げる加工です。静電気の力を利用するため、電気加工、あるいは電気植毛とも呼ばれています。

フロッキー加工によるネーム入れのメリットは、下記の通りです。

  • ジャージや靴下のような伸縮性の高い製品でも、しっかりと記名できる
  • 耐久性が高く、繰り返し洗濯しても取れにくい
  • デザイン性が高く、多数の色から選択できる

ジャージや靴下といった伸縮性の高い衣類では、ワッペンタイプの記名方法を使用すると、剥がれてしまうことが多くあります。その点、フロッキーネームは衣類とともに伸縮するため、すぐに剥がれてしまうことがありません。

また、衣類としっかり吸着するため、耐久性が高いことも利点です。毎日洗濯しても取れにくく、長期に渡って「ネーム」としての役割を果たしてくれます。

さらに、静電気の働きによって生まれる立毛感は、立体的な見た目とともに、手触りの良さを生み出してくれます。カラーはピンクやブルー、ブラウン、ブラックなど多種類から選択可能です。

おすすめ商品
フロッキー商品一覧

2.フロッキーネームの選び方

フロッキーネームは、機能性・デザインに優れています。しかし、商品を購入する際は、好みのカラーやデザインだけで選ぶのではなく、下記の点に注意する必要があります。

  • 注文前に納期をチェックする
  • 洗濯に強いものを選ぶ
  • 学習フォントのものを選ぶ

◆注文前に納期をチェックする
フロッキーネームは、注文を受けてから名前を印刷し、発送することが一般的です。そのため、入園や入学前の時期に注文しては、注文が増えて納期が遅くなるケースがあります。

したがって、フロッキーネームを注文する前には、いつ頃に届くか納期を確認しておきましょう。できることなら、入園・入学を控える2〜3月を外し、早めの注文を心がけてください。納期を確認する際には、サイズや色、送料などのチェックも同時にしておきましょう。

◆洗濯に強いものを選ぶ
フロッキー加工は洗濯に強い特性がありますが、商品ごとの耐久性には違いがあります。毎日洗濯機を利用する衣類やハンカチ、靴下であれば、より洗濯に強いフロッキーネームを選びましょう。

選択の基準は、商品概要欄にある「洗濯耐久」です。「300回の洗濯に耐久」「強力洗濯耐性」「耐水洗濯耐性」と記載された、洗濯耐久性に優れた高品質のフロッキーネームを選んでください。また、商品のレビューや口コミ欄にも耐久性に対するコメントがあるため、そちらも参考にすると良いでしょう。

◆学習フォントのものを選ぶ
フロッキーネームには、子どもの文字学習へ配慮し、学習フォントを使用している商品もあります。学習フォントは、教科書で使用されているフォントに準じた表記がなされている字体です。

子どもが幼稚園や小学校で学習する字体と同じであれば、子どもが混乱することは少なくなります。特に名前を憶えることは、文字を学習する初期段階です。子どもが混乱することのないよう、学習フォントのフロッキーネームを選択しましょう。

3.取れにくいフロッキーネームの貼り付け方

フロッキーネームは、アイロンの熱を利用して、衣類などに転写します。フロッキーネームの貼り付け方によって、その後の耐久性に違いがでてくるため、注意しましょう。

ここでは、フロッキーネームの取れにくい貼り付け方を、順を追って解説します。

―猗
まずは、フロッキーネームをシートから切り取りましょう。ハサミなどで簡単に切り取ることが可能です。フロッキーネームは反転して印刷されているため、文字の向きに注意してください。

貼り付け
次に、フロッキーネームを貼り付けます。アイロンプレスをする前に、さきほど切り取ったフロッキーネームを布地に配置します。この際、しっかりと位置を確認して貼り付けるようにしましょう。

アイロンの温度を中温(140〜160℃)にセットし、フロッキーネームの位置がずれないようにアイロンあてを行います。アイロンがけを行う際には、体重をかけながらまんべんなく押さえることが、フロッキーネームの耐久性を高めるコツです。

仕上げ
最後に、フロッキーが貼り付けられているシートを剥がすと完成となります。アイロン掛けしたばかりのフロッキーネームは高温となっているため、完全に冷却されていることを確認してから、作業しましょう。

仕上げ段階のポイントは、フロッキーネームをしっかりと冷ますことです。

4.フロッキーネームを使う時の注意点

フロッキーネームを使う時には、いくつか注意点があります。フロッキーネームが持つ特性を十分に活用するためにも、下記の点に気を付けましょう。

◆貼る場所を再確認する
フロッキーネームは吸着性が強いため、一度アイロン掛けしてしまうと剥がすことが容易ではありません。そのため、フロッキーネームを貼る場合には、位置が間違っていないか再確認しましょう。

◆布地との相性に注意する
フロッキーネームは、ワッフル生地やタオル生地など、凹凸のある布地との相性はよくありません。フロッキーネームが付かないケースもあるため、凹凸のある生地に使用したい場合は、不要となった同様の生地で試し貼りすることがおすすめです。

繊維の毛羽がレーヨンの場合、雨等によりウォータースポット(水ジミ)が発生することがあるため、雨の日の着用には注意が必要です。

◆アイロンの温度を適切に加減する
フロッキーネームを貼り付ける際にアイロンの温度が低すぎると、耐久性が低下し、数回の選択で剥がれる原因となります。焦げてしまわない程度にアイロンの温度を上げ、力を強くかけながら圧着するよう心がけましょう。

◆洗剤や洗濯方法に注意する
フロッキーネームは、洗剤や洗濯方法により、耐久性が落ちてしまいます。耐久性を持続させるためにも、フロッキーネームを貼り付けた衣類などを洗濯する際は、塩素漂白やドライクリーニング、乾燥機などの使用は避けましょう。

また、手洗い表示がされているものを洗濯する際は、もみ洗いや乾燥機による乾燥は避けてください。洗剤や洗濯方法については、商品概要等に表記されているため、表示通りの取り扱いをしてください。

衣類などに貼り付けたフロッキーネームの耐久性を少しでも長く維持するためにも、上記の点に注意しましょう。

まとめ

フロッキーネームは、アイロンで簡単に取り付けられるネームシールです。ジャージなどの伸縮性のある生地にも利用でき、毎日の洗濯に耐え得る耐久性が魅力となっています。

フロッキーネームを選ぶ際には、納期や耐久性、フォントに注意しましょう。また、フロッキーネームを貼り付ける際に、アイロンの温度や力のかけ方に気を付けることで、ネームが剥がれにくくなります。今回の記事を参考に、利用上の注意点を押さえ、入園準備などに活用してください。

他の記事

PAGE TOP