上履きの記名場所はどこが正解?名前を入れる方法5つ・書き方のコツ

子供は大人に比べ、持ち物を失くしやすい傾向にあります。そのため、保育園・幼稚園に入園する際は、友達の持ち物と混同しないよう、担任の先生からも「すべての持ち物に記名してください」と言われるでしょう。

記名する持ち物の中でも「上履き」は、特に文字が滲みやすいため「きれいに記名する方法はないかな」と考える人もいるのではないでしょうか。

本記事では、上履きへ記名する5つの方法について、メリット・デメリットを踏まえ紹介します。

1.上履きに名前を入れる場所はどこ?

上履きのどの部分へ名前を入れるべきか迷う人は、まず「なぜ、上履きに名前を入れるのか」を考えましょう。上履きに名前を入れる理由は、失くしたり、他の子供の上履きと間違えたりすることを防ぐためです。

そのため、上履きに名前を入れる際は、「上履きを履く際に見える場所」「靴箱から上履きを取り出す際に見える場所」など、子供が自分の上履きだと一目で判断できる場所が良いでしょう。

たとえば、以下の記名場所が挙げられます。

  • かかと
  • つま先(布部分・ラバー部分)
  • ゴムの部分
  • 中敷き・靴底

基本的に、「上から見えやすい場所」「後ろから見えやすい場所」の2タイプに分けることができます。

保育園や幼稚園で記名について明確なルールが定められている場合は、ルールに従いましょう。特に決まったルールがない場合は、かかと・つま先などがおすすめです。

上履きを、脱ぎ散らかした状態・揃えて置かれた状態でも、保護者や先生、子供が名前を一目で認識できるよう、上履きの複数個所に名前を入れてください。

1-1.上履きに名前を入れる際のポイント

上履きへの記名で注意すべきポイントは、以下の3点です。

  • 名前は大きく書く
  • 防水対策を行う
  • ひらがな・漢字を使い分ける

上履きに記名する場合は、名前を大きく書くことが重要です。名前を大きく書くことで、子供が文字を理解しやすくなるだけでなく、自分の上履きを見つけやすくなります。

上履きの名前は、洗った際に消えないよう防水対策を行いましょう。上履きは汚れる頻度が高いことから、2週間に一度は上履きを洗う家庭がほとんどです。そのため、上履きには濡れても文字が滲まない方法で記名する必要があります。

また、保育園や幼稚園ではひらがなで記名し、小学校では中学年への進級を目途に漢字で記名するなど、子供の年齢や生活環境に合わせて記名方法を使い分けましょう。

2.上履きに名前を入れる方法5つ|メリット・デメリットも

各家庭や保育園・幼稚園によって、上履きに名前を入れる方法は異なります。名前を入れる方法も記名場所と同じく、保育園・幼稚園で明確なルールが定められている場合は、そのルールに従いましょう。

名前の入れ方にルールがない場合は、以下のような方法で名前を入れてください。

  • ペンで直接書く
  • 名前ボタンを付ける
  • 名前スタンプを使用する
  • 名前付きのストラップを付ける
  • アイロンシール・フロッキーネームを使用する

ここでは、名前を入れる5つの方法について、メリット・デメリットを踏まえ紹介します。

2-1.ペンで直接書く

ペンで直接書く方法は、上履きに記名するうえで、最も手軽かつメジャーな記名方法です。一般的な油性ペンの他、布専用のペンも販売されています。

メリット デメリット
  • スペースに合わせて書ける
  • 剥がれる心配がない
  • 手軽でコストがかからない
  • 対策せずに書くと滲みやすい
  • お下がりで名前を上書きできない
  • 失敗すると修正できない

必要な物が油性ペンのみなため、手軽かつ低コストで記名できます。スペースに合わせて自由に文字サイズを調節して書ける点も、大きなメリットです。

しかし、一度失敗すると修正ができないうえ、布地部分に記名する場合は滲みやすいなどのデメリットもあります。

「シリコンポリマー入りのヘアスプレー」「マニキュアのトップコート」などで、記名したい部分をあらかじめコーティングすると、油性インクの滲みを防ぐことが可能です。

2-2.名前ボタンを付ける

名前ボタンは、記名する代わりに名前入りのボタンを上履きへ縫い付ける記名方法です。名前ボタンは、フルカラーの物やかわいいイラスト入りの物など、子供が喜ぶ豊富なデザインが魅力です。

メリット デメリット
  • ボタンやイラストで親しまれる
  • 目立つため見つけやすい
  • 名前が滲まない
  • 誤飲などに注意が必要
  • 名前ボタンが外れると自分の上履きが分からなくなる

名前ボタンは色やイラストで見分けられるため、文字を読むことが苦手な子供も、自分の上履きを簡単に見つけることができます。

名前ボタンにコストをかけたくない場合は、100円ショップで販売されているキットで名前ボタンを自作することもおすすめです。

2-3.名前スタンプを使用する

名前スタンプは、入園グッズ・入学グッズにスタンプで記名する方法です。速乾性の高いインクを使用しているため、洗濯をしても簡単には消えません。

メリット デメリット
  • 複数のアイテムに短時間で記名できる
  • 字の上手い下手が気にならない
  • 繰り返し使用できる
  • 布製品以外も記名できる
  • フラットな部分以外は押しにくい
  • スタンプ製作費がかかる
  • 文字数が限られる
  • サイズの調節ができない

入園・入学をした際は、すべてのアイテムに記名する必要があるため、手間がかかります。名前スタンプをあらかじめ準備すると、上履き以外のアイテムにも手軽に名前を入れることが可能です。

名前スタンプは、兄弟姉妹が同時に入園・入学するなど、名前を入れるアイテム量が多い人に向いています。ただし、印字できる文字数が限られる点に注意してください。

2-4.名前付きのストラップを付ける

子供が自分の上履きを判断できるよう、名前付きのストラップを上履きへ付ける方法もあります。

メリット デメリット
  • 失敗してもやり直しできる
  • ループ状に取り付けるだけであるため、将来的に弟妹などに譲りやすい
  • 手軽に貼り付けできる
  • 素材によっては取れやすい
  • 文字数が限られる
  • ベロがある靴以外では使用できない

名前付きのストラップを付ける方法は、上履きへ直接記名しないため、失敗することがない点がメリットのひとつです。

「兄弟姉妹でお下がりを活用したい人」「デザイン性を重視する人」は、ネムネムの「しまじろうのシューズ用ループ」がおすすめです。デザインがシンプルなため、保育園・幼稚園から小学校高学年まで、幅広い年齢で使用できます。

2-5.アイロンシール・フロッキーネームを使用する

アイロンシール・フロッキーネームは、名前の入ったアイロンシール・やフロッキーネームを貼り付けて記名する方法です。アイロンシール・フロッキーネームは、上履きだけでなく大半の布製品に使用できます。

あらかじめ複数のアイロンシール・フロッキーネームを用意すると、短時間で記名を済ますことが可能です。

メリット デメリット
  • デザインが豊富で視認性が高い
  • サイズが豊富
  • 字の上手い下手を気にせず使える
  • 多くの布製品に貼り付けられる
  • アイロンで貼り付ける必要がある
  • 曲線部分は貼り付けにコツが必要
  • 高温に弱いため乾燥機に不向き

上履きのかかと部分など曲線のある場所に貼り付ける際のコツは、タオルを内側へ詰めてアイロンを当てることです。圧力・熱が均一にかかるため、きれいに仕上がります。

デザイン性と品質の両方を重視したい人は、ネムネムの「アイロンシール」や「フロッキーネーム」がおすすめです。

男の子・女の子どちらも喜ぶデザインやカラーに加え、伸縮性と丈夫さを兼ね備えています。そのため、活発な子供の動きや洗濯などによって、名前が簡単に剥がれることはありません。他にも、アイロンで簡単に接着できる点も、ネムネムの「アイロンシール」や「フロッキーネーム」の魅力です。

「子供のアイテムへ簡単に丈夫な記名をしたい」という人は、ネムネムの「アイロンシール」や「フロッキーシール」を活用してください。

まとめ

入園・入学の準備で上履きなど持ち物に名前を入れる際、方法やアイテムによって仕上がりの印象は異なります。いずれの場合もメリット・デメリットがあるため、シーンに合わせて使い分けることがポイントです。

「上履きなどの記名を簡単・きれいに仕上げたい」という人は、ぜひネムネムの「しまじろうのシューズ用ループ」などの名入れグッズを活用してください。一通りの持ち物に名前を入れられるセットも販売しており、オリジナルデザインかつ高品質なネムネムの各商品は、先輩ママからも喜ばれています。

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