算数セットの名前の付け方!入学準備でもっとも大変な理由

幼稚園入園・小学校入学の準備では、すべての持ち物に子どもの名前を書く作業が必須です。もちろん、授業で使う算数セットも例外ではありません。おはじきや数え棒など、算数セットにはさまざまな形の道具があり、中には名前を記入しづらい小さなアイテムもあります。そのため、算数セットに記名する際はそれぞれの道具の形・サイズに合わせた名前シールを利用すると便利です。

当記事では、算数セットの名前シールの付け方やうまく貼るコツを説明します。

1.算数セットの名前付けが大変な理由は?

新一年生の入学準備では、新しく購入した学用品に子どもの名前を書きます。さまざまな学用品がある中でも、算数セットの名前付けは多くの時間を要する大変な作業です。

学校によって多少仕様は異なるものの、時計・積み木・色板・おかね・計算カード・数カード・数ブロック・数え棒・おはじき・ファイルセット・さいころなど、算数セットの中身は実に多種多様です。

アイテムの数が多いだけでなく、サイズが小さいものもあるため、一つひとつの道具に名前を書くことは簡単ではありません。名前付けを行いにくいことから、算数セットへの記名方法に頭を悩ませている保護者も多いでしょう。

1-1.算数セットの名前付けはお名前シールがおすすめの理由

紙やプラスチックで作られた算数セットの道具に名前付けを行う方法には、「油性のネームペン」「名前スタンプ」「付属のお名前シール」「名前を印刷したお名前シール」の4つが挙げられます。その中でも算数セットの名前付けにおすすめの方法は、「名前を印刷したお名前シール」です。

以下では、算数セットの名前付けの方法と「名前を印刷したお名前シール」がおすすめの理由を説明します。

・油性のネームペンで直接書く

油性のネームペンで道具に直接書く方法は、ペンさえあれば行える手軽な方法です。しかし、数え棒やおはじきなど小さく細かいものに何十回と名前を書かなければならないため、時間と手間がかかります。また、名前を書いたあとは十分に乾かさなければ、インクがかすれて字がにじんでしまいます。

・名前スタンプを使う

名前スタンプは手軽に記名できるイメージを抱いている人もいますが、文字が均一になるよう押すためにはコツが必要です。また、名前スタンプを押したあとは、ほかのアイテムにインクが付かないよう乾かす時間もかかります。さまざまなサイズがある算数セットのすべてのアイテムに名前スタンプを使うためには、サイズごとに名前スタンプやスタンプ台も購入しなければなりません。

・算数セットに付いているお名前シールを使う

算数セットに付いている白無地のお名前シールは、おはじきや数え棒のくぼみに合う形となっています。油性ペンなどを使うよりも道具に合わせて名前付けできますが、「すべてのシールに名前を書いて道具に貼る」という作業の手間がかかります。

・子どもの名前を印刷したお名前シールを使う

算数セットの道具に合う大きさにカットされた、子どもの名前を印刷済みのお名前シールを使えば、道具に名前シールを貼るだけで記名作業が終わります。油性ペンやスタンプが黒色だと名前がはっきりと見えない場合もありますが、白地のお名前シールならどの色のアイテムに貼り付けても名前を判読できます。お名前シールの購入費はかかってしまうものの、記名作業を効率化しつつ美しい見た目に仕上げられるため、算数セットの名前付けには子どもの名前を印字したお名前シールをぜひ活用しましょう。

2.お名前シールの付け方とコツ

お名前シールを算数セットに付けるときは、以下の2つのコツを押さえましょう。

  • プラスチック製品に残っている油分は、お名前シールを貼る前にふき取る
  • 台紙からお名前シールを剥がすときは、ピンセットを使用する

そうすると、算数セットにきれいにお名前シールを貼り付けることができます。

ここからは、算数セットのアイテム別にお名前シールの付け方を解説します。

2-1.数え棒

数え棒には、名前付け用に横1.2cm×縦3mmのくぼみが入ったタイプもあります。数え棒のくぼみに収まるよう端までしっかりとお名前シールを貼ると、端がめくり上がらず、手や道具でこすれてもお名前シールが剥がれにくくなります。

また、お名前シールを台紙から剥がしたり数え棒に貼り付けたりする際は、ピンセットを使いましょう。そうすることで、お名前シールが破れることはなく、数え棒にも丁寧に付けることができます。

2-2.おはじき

基本的に算数セットに含まれているおはじきは、4つの花弁が付いた花のような形をしています。こうしたおはじきにお名前シールを貼るときは、花びらのくぼみに合わせてお名前シールを付けましょう。

おはじきのくぼみにお名前シールがうまく収まらない場合は、爪楊枝を使うと、シールの端の部分をしっかりと押さえられます。

2-3.計算カード

単語帳のような計算カードにお名前シールを付ける際、計算カードのどこにシールを貼ればよいか迷う人は多いでしょう。カードに計算式が書いてある表面は余白部分が少なく、お名前シールを貼る場所としてはあまり適していません。

計算カードの裏面には十分な余白があるため、裏面の右下に長方形のお名前シールを貼るとよいでしょう。

2-4.積み木

積み木の形はすべて異なるため、十分にスペースがある面を選び、お名前シール全体が収まるように貼りましょう。

積み木にお名前シールを付ける際は、基本的に長方形の小さめのお名前シールを使用します。球体の積み木にお名前シールを貼る場合は、シールの四隅に浮きがでないよう、ピンセットなどでしっかりと押さえてください。

2-5.おかね

おかねのコインは数字が立体になっているため、数字に被らないようお名前シールを貼ることがポイントです。空いているスペースに貼り付けられるよう、長方形ではなく、おかねのコインの形に沿ってカーブしている扇形のお名前シールを使いましょう。

おかねのコインにお名前シールを付ける際もピンセットを使って作業すると、きれいに貼り付けられます。

2-6.数カード

枚数が多い数カードは、お名前シールの位置を揃えて貼るほうが、仕上がりがきれいです。

カードに書かれている数字の下側にある余白部分に、長方形のお名前シールを貼りましょう。片方の全面にプリントされている数カードの場合は、何も書かれていない裏面の下側にお名前シールを貼ることをおすすめします。

3.算数セットのお名前シールはおなまえマルシェのネムネムで!

算数セットの名前付けにお名前シールを使う際は、サイズ違いの長方形のシールがセットになっているものではなく、算数セット専用のお名前シールを使うときれいに仕上がります。

おなまえマルシェのネムネムが販売している「算数セットお名前シール」は、道具の特殊な形にも対応したお名前シールがセットになっています。

<算数セットお名前シールのおすすめポイント>
2mm×13mmピースのお名前シールがあるため、細い数え棒にもぴったりと収まる!

「算数セットお名前シール」は、6種類のお名前シールが1,194ピース付いているほか、専用ピンセットも入っています。専用ピンセットを使えば、小さなお名前シールでも簡単に剥がせて、特殊な形の算数セットにきれいに貼り付けることが可能です。

なお、算数セットのおはじきや数え棒がプラスチックで作られている場合、製造工程で発生した油分が表面に付着しており、お名前シールが付きにくい状態となっています。プラスチック製の道具にお名前シールを貼る際は、まずウエットティッシュなどで油分をふき取ってください。

そのほかにもおなまえマルシェのネムネムでは、お道具箱用のお名前シールや布製品の名前付けに適したアイロンシールも取り扱っています。かわいくておしゃれなお名前シールがほしい人は、おなまえマルシェのネムネムでぜひ探してみてください。

まとめ

算数セットに名前を書く際は、油性マーカーやスタンプを使うと手間がかかるため、あらかじめ名前が印刷されたお名前シールがおすすめです。算数セット用のお名前シールを使えば、おはじきや数え棒に適したサイズのお名前シールがあるため、複雑な形状の道具にも簡単にシールを貼り付けることができます。

おなまえマルシェのネムネムでは、細い数え棒にも貼りやすいシールと専用ピンセットがセットになった「算数セットお名前シール」を取り扱っています。算数セットのお名前シールの付け方に迷った際は、今回紹介した付け方をぜひ参考にしてください。

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